本日は商品やサービスを高く売る為にはどうするかをお伝えしていきます。
前回は売上を伸ばしたいと思った時に、価格を下げるという選択はしてはいけないというお話をしました。
何故かというと価格を下げた分、販売数も増やさなければいけないので労力が増える点と価格を下げた結果、業界全体で価格競争が起こってしまい消耗戦になる可能性がある、という事をお伝えしました。
では売上を上げる為には何をすればいいのかというと
『価格を変えずに売れるように工夫をする』
という事なんです。
では具体的にはどうすればいいのか?
それは
『付加価値を付ける』
という事です。
付加価値と言われても具体的にピンとくる人はいないと思うので
『財布』
を例にしてみます。
財布っていうのはお金を一つにまとめて持ち運びできれば良いわけですよね。
安く売っているところはこの
『機能』
しか売っていないんですよ。
ドン・キホーテみたいに財布をどっさりまとめて、ごちゃごちゃにおいてあるのなんかまさにそうです。
1000円とかで売っていますよね!
ではその一方でハイブランドはどのようにして財布を売っているか?
ハイブランドの販売の方法はというと
『世界観』
も一緒に売っているんですよ。
ハイブランドのブティックをイメージしてほしいのですがとても広くてオシャレな店内にビシッとしたスーツを着て、白手袋を付けた紳士みたいな店員さんが数人立っています。
その店内の中心にチョコンとガラス張りの台が置いてあってそれを見ると高級そうな財布が一つ飾ってある、、
これだけでも数万円しそうじゃないですか?
「この財布高そうだな」
って思うはずなんですよ。
これがハイブランドの売り方なんです。
ハイブランドは財布に
『世界観』
という付加価値を付けています。
ドン・キホーテでごちゃごちゃにおいてあった財布を持っているより、ブティックでガラスに囲まれておいてあった財布の方が使っていて優越感があるじゃないですか。
もちろんハイブランドの高値売り戦略はこれだけではないです。
本日は
『商品やサービスを売る為には付加価値を付けなければいけないんだ』
という事だけを覚えていただければ大丈夫です。
次回は付加価値についてもっとお話していきますのでぜひみてくださいね!
【マーケティングOTAKU】karumai