本日はマーケティングには欠かせない『分析』についてのお話です。
これを習得すると市場や環境に合わせて効果的な戦略を打つことができるようになります。
あなたは普段の仕事や副業、ビジネスを進めていく上でマーケティングは意識されていますか?
どんなに素晴らしいお店をオープンしたとしても人々にお店を知られていなければお客さんが来ないため、売上が上がらず赤字となり潰れてしまうでしょう。
お客さんに来てもらう為にマーケティングの戦略を駆使してお客さんを増やして売上を作っていく訳です。
例えば
・広告(CM、チラシ、看板など)
・口コミ(知人、友人などから広げてもOK)
・自社ホームページやSNS
これらで自分のお店を宣伝して販促活動をおこなっても良いでしょう。
しかし、僕も会社員時代はマーケティングという言葉を知らずに仕事をしていました。
マーケティングという概念を知らないで仕事をしてる方は多いのではないでしょうか?
マーケティングの概念を知らないで宣伝にお金をかけても大した効果を得られずに、労力とお金と時間を無駄にするだけです。
これはマーケティングを勉強して知るようになって自分自身が感じたことですが、マーケティングを知らないで仕事をしているのは会社員であれば出世、営業であれば売上成績などに、深く仕事に関わってくる為、知らないことは非常に勿体無いことだと強く思います。
むしろマーケティングの概念がないところに、マーケティングを取り入れることで、爆発的に売り上げが上がるなんてことも少なくありません。
それだけマーケティングの力は大きいです。
今からでも遅くはないのでマーケティングを少しづつでも理解していくことをオススメします。
今回はマーケティングの市場分析の基本の一つである
『3C分析』
についてお伝えします、
時間やコストの無駄を極力避け、利益を最大化するためにも、事前に考えられる限りの市場分析をおこない、それに基づいた行動戦略を計画し実行する必要があります。
3C分析とは
「Customer(顧客)」
「Competitor(競合)」
「Company(自社)」
の頭文字をとったもので、主にポジショニング分析をする際に用いられます。
3C分析とは
自社の商品やサービスに対してすでに顧客が所有しているものよりも魅力を感じてくれる人を探し出し、その周辺に存在する自社商品と同類の商品・サービスを扱う他社よりも優れている点を探し出す作業
と定義されています。
この機会に3C分析の手法を理解し、マーケティングに役立てていきましょう。
【01】Customer(顧客)を分析して購買層を判断する方法とは?
数十年前は今ほど物が普及しておらず「数打てば当たる」が通用しました。
しかし消費が落ち込み供給過多な現在は数打てば当たるだけで物は売れづらいので、的確なアプローチが必須といっても過言ではないでしょう。
顧客が物を買おうとするときは
・価格面
・品質
が大きな判断基準となる為、価格面と品質面でのアプローチが大事になってきます。
【02】Competitor(競合)を分析して競争を優位に進める方法とは?
市場は競争原理が働いている為、自社商品が競合他社よりも魅力を感じてもらえるかが鍵となってきます。
その為、ライバルを正確に把握する必要もあります。
参考として「品質」「価格」「流通」「認知度」を基準に調査してみるのも良いでしょう。
孫子の言葉に
「彼を知り己を知れば百戦殆うからず」
という言葉もあるように自社と競合他社を分析することは、生き残っていく為に非常に重要な戦略となります。
【03】Company(自社)を分析してポジショニングを確立する方法とは?
ポジショニングの確立は他社よりも優れていると認識され一人一人の顧客から信頼を得ている理想的な状態といえるでしょう。
その為のステップの段階として
「認知してもらう」
↓
「選ばれる存在」
となることで顧客が増えていきます。
その為には自社と他社を比較して自社の強みを活かす必要があります。
ポジショニングを確立しブランディングが成功した企業の例として
「Apple」
が挙げられます。
Appleは革新的な技術とデザインを提案し、Apple信者と呼ばれる顧客ファン層を獲得し、他社の追随を許さない独自のブランドを確立した企業となりました。
自社の分析を基に計画立案することこそ市場独占への最短距離になるでしょう。
僕たち個人が成長していく為に自己分析が必要なのと同様に企業が成長していく為にも自社分析は必須といえます。
ちなみに3C分析は顧客→上司、競合→他社員、自社→自分、というように使用すれば出世のための分析にも使えます。
自分の社内でのポジショニングの確立にも大いに役立ちますので、ぜひ3C分析を使用してみてください。
【マーケティングOTAKU】karumai