皆さんメルカリって知っていますよね?
フリマアプリで5年間で1億ダウンロードを記録した二次流通市場を大きく拡大したアプリなのですが、消費者から消費者へ売買される市場です。
なぜ、ここまで成長できたのか、メルカリの光と闇について今回お伝えしていければなと思います。
「Mercari」はラテン語で「商いする」という意味です。
2013年からメルカリのサービスがスタートしました。
創始者の山田進太郎氏は、このサービスが個人間取引の為のマーケットになってほしいという意味を込めたそうです。
今スマホのフリマアプリってたくさんありますよね。
ヤフオク、ラクマ、ZOZOフリマなどなど、、
市場拡大のチャンスと捉えて、フリマアプリが続々と急増したのですが、市場を独占したのはメルカリでした。
ビットコインの様にメルカリが一番早くスタートしたわけではありません。
フリルというアプリの方が1年も早く出ているのにも関わらず、メルカリが市場を独占しました。
理由は大きく分けて3つあります。
1つ目が圧倒的なスピード
施策を次々と展開してテレビCMや配達網や決済サービスを他社を寄せ付けない圧倒的なスピードで導入しました。
競合はメルカリのスピードについていけなかったようです。
2つ目が完成されたサービスが設計されている
誰でも簡単にすぐに出品できて評価の機能をつけてユーザーが安心して商品の取引できるように仕組みをつくった。
3つ目が何でも売れること
競合アプリはカテゴリー特化しているところが多いがメルカリはターゲットやカテゴリーを限定していなくて全方位戦略がとられています。
何でも売れるのは非常に便利で一見ゴミになってしまうものでも値段がついてユーザーが増えていきました。
しかし、仮想通貨でも言えることなんですが便利なものほど犯罪に使われやすく、現金出品やクレカの現金化に使われたり盗品が出品されたりして問題になりました。
規制は掛けるものの手軽さが裏目に出てしまいました。
個人情報の登録を必須にしたりして対策がとられています。
メルカリが成功したことから学べることはやはりビジネスはスピードが絶対的に重要だということ。
何かにつまずいたとしてもすぐに対策をとれば大事故になることは少ないということ。
僕から見てもビジネスを始めて売り上げが立てられない人ってスピードと行動量が全然足りていないんですよね。
これ以上は無理だと思考を止めるのではなく、どのようにすればもっとスピードを上げていけるのか考えることが非常に大切なことだと感じています。
ぜひこれを機にメルカリ以外にも上手くいっている企業はどうしてうまくいっているのかを考察して、自分にプラスになるようにしていってくださいね。
【マーケティングOTAKU】karumai